【親の悩み】ゲームは禁止?容認?賛否両論の問題と私の意見 

子育てをしているとどうしても出てくる問題のひとつに、「ゲーム」があります。 

今や大人になるまでやったことがないという人のほうが少ないだろうゲームですが、自分の子どもがやるとなるといろんな心配が出てきます。 

まず、結論から言わせていただくと「もっと子どもに向き合う」。 

これが一番です。 

そんなことを言われても納得がいかないでしょう。 

「私はやっている」「子どものためを思っている」 

今見ている人はそのように感じているはずです。 

怒りはごもっともですが、この記事を見ればきっとわかっていただけると思います。 

いろいろと嫌なことも言いますが、最後までお付き合いください。 

 

今回は「ゲーム」についての私の考えとぜひ実践してほしいことを伝えていきたいと思います。 

 

ゲームと子ども 

ゲームに対して、親の視点からは賛否両論の声が出てきています。 

賛成派、反対派の考えをそれぞれ確認してみましょう。 

 

賛成派 

・将来の仕事につながる。 

・プログラム学習をするのに使える。 

・友達とのコミュニケーションのひとつとして使える。 

・家族で一緒にできる。 

・ルールを決めてやればいいのでは。 

 

反対派 

・ゲーム依存症になってしまう。 

・勉強をしなくなってしまう。 

・一人でもできるゲームが多いので、友達ができない。 

・殺伐としたゲームもあり、精神状態に影響がでるのではないか。 

 

上記のように、どちらの言い分もわかるような気がしますね。 

では、バッサリと切らせていただきます。 

 

賛成派の意見は「理想論」でしかない 

賛成派の意見は理想論です。なので、すべて否定させてもらいますね。 

〇将来の仕事にはつながりません 

「将来仕事につながる」なんていうのは、子どもの言い訳にも使えます。「将来ゲームを作る人になるから」という子どもの言葉に踊らされて失敗した親がどのくらいいるでしょう。 

世の中の成功した人はインターネットなどを通じてたくさんの人に失敗したことを話して美談としますが、失敗し続けている人は失敗を話そうなどしませんし、その機会はありません。失敗ばかりしている人の話なんて誰も聞きたくないですよね。 

そして、ゲームを作る人になるためにはそれなりの知識と経験が必要です。「ゲームが将来につながる」という逃げの言葉を子どもに使わせない工夫が必要ですね。 

何より、将来のことなど誰にもわかりません。私たちは将来のための選択肢を増やしてあげることはしても、ゲームばかりやらせて逆に減らしてしまうことにならないように気をつけましょう。 

 

プログラム学習には使えません 

次に、プログラムの学習に使えるということですが、まったく使えません。 

これは、私がプログラムをしていて日々感じることです。 

だったらプログラムの基礎から学んだほうがよほど勉強になります。 

最近ではプログラムが簡単にできるゲームやツールがありますが、将来それでお金を稼ぐことなど99%無理です。あくまでもプログラムの「考え方」がわかるだけで、使えるかどうかは別問題です。 

ちなみに100%でないのは、そのノウハウを商品にしたり、動画配信で稼ぐ人もいたりするからですが、そんな綱渡りのようなことができる気合の入った子どもばかりではありません。 

 

友達とのコミュニケーションは時と場合による 

ゲームは「井の中の蛙」を作ります。 

仲間でゲームを始めると、必ず熱中する子どもと楽しければいいやという子どもが出てきます。 

熱中する子どもは自分が一番になれるので、俺はすごいというとんでもない勘違いをしてしまうことがあります。 

そして、楽しければいいやという子どもは別のゲームがやりたいと、離れていくでしょう。 

お互いが「楽しむためのただの道具である」という認識であれば問題はありませんが、誰にも負けない、勝ちたいという競争心が大きくなってしまうと、関係にヒビが入ってしまうこともあります。大事なことは、「一緒に何かを成し遂げる」「同じ空間で同じ目標を達成できる」という気持ちをもつことです。このような遊びが子どものコミュニケーション能力と自己肯定感を育てます。 

大人でも一緒に同じ目標の仕事や、できないことを支えながら和気あいあいと仕事をした方が楽しいですよね。 

 

家族で一緒にできる…けど… 

家族と一緒にできるはできますが、本当にできていますか? 

「難しい」「やり方がわからない」「今忙しいから」と言って子どもの誘いを断っていませんか?
「へたくそだからいい」「私が勝てないからイヤ」と拒絶されていませんか。 

楽しいのは最初だけで、どちらかがうまくなると突然つまらなくなります。 

先ほどの「友達とのコミュニケーション」と一緒ですね。 

結局、大人がそれなりの駆け引きをしなくては家族とやるなんていうのは無理です。 

 

ルールを決めてやればいいのでは?

大人が決めたルールを子どもが守るなんて言うのは理想であり幻想です。 

子どもはあなたの奴隷でも、ロボットでもありませんから、自分の楽しいこと、 

やりたいことを優先します。ルールなんて破るためにあるのです。 

大人がルールを決めたなら、大人がルールを管理する責任があります。 

抜け道も許さない、という気持ちで決めないと、うまくルールを使っていたつもりが、逆に子どもにそのルールを利用されているかもしれませんよ。 

すべてとは言いませんが、達成するためには条件が必ず必要であり、その条件を準備・管理するのは大人です。 

 

 

反対派の意見 

反対派の意見は大人の勝手な思い込みです。 

子育てに自信がなかったり、不安があったりする人に多く見られる意見です。 

では、こちらもバッサリと。 

 

ゲーム依存症になってしまう

ゲームをしたからと言ってゲーム依存症にはなりません。 

手を触ったら妊娠するとか思っているレベルです。 

もちろん、ゲームをやり過ぎたり、一線を越えたりしたらそうなってしまいます。 

そうならないように気を付けるのは大人であり、子ども自身です。 

また、押さえつけることで、その反動が大人になってやってきてしまい、なおさら手が付けられない状態になってしまう可能性が増します。 

やりたいことならやらせてみて、ダメなことはダメと注意をしながら自制心を育てていった方がよほど教育になるのでは? 

失敗もいい経験になりますし、何もさせないという取り返しのつかない失敗だけは避けたいですね。 

 

一人でもできるゲームが多いので、友達ができない

なぜ一人でやらせること前提なのか疑問です。一人でゲームをさせなければよいのでは? 

子どもの様子を見ない。それって親の怠慢ですよね? 

みんなでやること、誰かがいる場所でやることを前提で購入し、約束を破ったら売ればいいのです。 

ゲームは友達との話題作りには最強のツールです。むしろ知らないことでいらぬ欲求が増幅します。 

友達の家でゲームをして、家ではできない。友達の話をすると親が遊ばせないという。 

親がしっかりした友達を選び、そのせいで子どもは抑制され親を嫌い、自分の世界を作っていく。 

そんな家庭になっていませんか? 

友達ができない原因は、自分や親にありますので、まずは自分の周りをよく観察することをオススメします。 

 

殺伐としたゲームもあり、精神状態に影響がでるのではないか。

「殺す」「死ね」というのはよく使いますね。それを指導するのが親です。 

もしやっていたら、めちゃくちゃに怒ったり悲しんだりしてみるのも手ですね。 

「人を殺すなんて何事か」「私は悲しい」「現実で死ねって言われたらどう感じる?」「死ぬってどんな感じかな?」など、逆に手玉に取って道徳心を養うこともできるのではないでしょうか。 

真剣な親の言葉は子どもの心に衝撃的に残ります。 

させたくないなら、お互いに納得ができるようなさせない策を考えましょう。 

ちなみに、この手のゲームをやり続けると子どもであればあるほど精神への影響は高いのでやるならはじめのうちですよ。 

私なら「死ね」と言われた瞬間に「今までありがとう、さようなら」とライフラインをすべて止めて家出(したふり)しますね。謝るまで帰りません。これ、大人にも効きますから。 

 

我慢にも限度がある 

反対派の意見は「させない」ことが前提です。でもこの世の中、いろんな人と関わりをもちますし、絶対にさせないということはほぼ不可能です。 

そして、我慢すればするほどその反動は大きいものとなります。 

「ゲームをさせないで我慢をさせる」よりもやらせてみることで、失敗したり、成功したりして実生活の経験を積んでいくことができるのではないでしょうか。 

 

ゲームは「道具」 

ゲームについて、賛成派・反対派の意見をかいてみましたが、そもそも賛成か反対かなどという議論があること自体おかしな話です。 

ゲームはあくまでも「道具」であり、それを使うことに賛否など意味がないのです。 

「道具」はあくまで「道具」であり、それを生かすも殺すも使う人次第です。 

例えばですが、包丁を料理に使うか、犯罪に使うかは使う人の気持ちや考え方次第ですよね。 

ゲームも、誰が使うか、どのように使うかで善にも悪にもなるのです。 

 

大事なことは「子どもと向き合う」こと 

賛成派・反対派どちらにも言えることは「子どものことを大切に思っている」ことです。 

私は、その気持ちがあるのならば、「子どもと一緒に取り組む」という機会を増やしてほしいと思います。 

忙しさやかまってあげられないという人もいますが、もう一度自分の生活を見直してみてください。 

いくらでも構うことなどできます。 

家事をしていて忙しい、ではなく、一緒にやればいいんです。 

仕事をしていて忙しい、ではなく、見てやらせてみればいいのです。 

内職していて忙しい、ではなく、同じようなことを隣でさせてやればいいのです。 

親子の会話をする機会なんて、別居をしていない限りいくらでもあります。 

子どもだからわからない、といって突き放すのではなく、一緒にできる、会話を増やすなどをしてあげることが必要ではないでしょうか。 

 

おわりに 

言い忘れていましたが、私自身はゲームをさせることについては賛成でも反対でもありません。 

それを決めるのは子どもだし、私の思い込みで無理やりやらせたりやらせなかったりしたくはないからです。 

ただ、やりたいとなった場合には、きちんと見てあげます。 

間違った使い方をしたらそのつど注意していきます。 

「子供と向き合う」 

一緒に何かをしたり、一緒にいて指導をしたりすることで子どもはどんどん成長します。 

本当に子どもと一緒に何かをしている時があるかをもう一度考えてみてください。 

そうすれば自然と、ゲームへの向き合い方もわかってくると思います。 

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